人間形成の基礎となる幼児教育は早くからその重要性がさけばれ、関心が寄せられてまいりました。 しかし近年は、幼稚園が小学校の予備校であるかのような錯覚さえ与えています。 おおのみち幼稚園ではすべての中心にあそびを据えて、あそびを通した集団生活、あそびを通した基本生活習慣と正しい社会態度、あそびを通した健康な身体と豊かな情操を養うことを保育目標としてます。
土の庭園にこだわり、五感全てで季節を感じながら豊かな感受性を育んでいくことを目指しています。子どもたちはいろいろな場所で花を摘み木の実を拾い、虫を観察し時には捕まえることで、発見や感動を得ながら遊ぶことができます。
幼稚園の学習は、遊びが中心です。大事なことは、自分からすすんでやりたいことを見つけ、集中してその遊びに取り組むことだと考えています。遊びこそ、今求められている「生きる力」の基礎となります。
このほか、おおのみち幼稚園は、様々な面から的確なアドバイスができるバラエティ豊かな保育者、体操講師による体操指導、英語講師との言葉遊び、サッカー指導、お茶のおけいこ、などを実践しています。
大野とか大野原とかいう地名は、各地に多いのですが、たいてい開墾のおくれた土地をさすようです。宗岡は、上宗岡方面が先に開発され、荒川沿いの現在の秋ケ瀬取水せきの近くは、おそくまで開墾されずに残って、大野と呼ばれていました。
上宗岡の人々が、この大野の地を開墾するために通った道が「大野道」で、その道筋に一軒だけ、市之瀬家がありましたので、「大野へ行く道の家」がいつかつまって、創設者である市之瀬家を「おおのみち」と呼ぶようになりました。
郷土史研究家
元園長
池ノ内好次郎
保育時の安全を確保するため平成24年9月に耐震強化の園舎に建て替え。
鉄骨2階建て8教室1200平方メートル、運動場1,000平方メートル、広い遊戯室200平方メートル。
お弁当はお子様への愛情をより豊かにし、給食は、みんなで楽しく同じ物を食べることにより食の喜びを感じ好き嫌いをなくすという両方の利点を生かすようにしています。
そのため、月2回お弁当の日を設けています。
おおのみち幼稚園は、絵本の貸し出し・読みきかせに力を入れています。
当園では、2,000冊の蔵書と図書の部屋など絵本に親しむ環境を整えてたくさんの読み聞かせと週1回の貸し出しを行っています。
好きな絵本や楽しいと思う絵本との出会いを大切にし、豊かな感性と想像力を育みます。
礼儀作法や身のこなし等、日本古来の美しい形を体験し、心静かな時間をすごします。和室でお抹茶をいただきおいしい和菓子も魅力です。 年長組のみ年3回行っています。